GW中、カレンダー通りの営業となりますが、

先だって26日に4月締め会を行いました。

 

今月は社員総会もあったため、大きく3点を伝えました。

 

①中期及び下半期方針のリマインド・刷り込み

②顧客価値と粗利について

③AIの積極活用、AI組織に向けて

 

 

■中期及び下半期方針のリマインド・刷り込み
 

  1. デジタルプラス重要指標
    1. 粗利率(内部目標)
    2. 粗利成長率
    3. 販管費(生産性と成長基盤)
  2. 流通総額1000億円に向けた中間目標(内部)
    1. 2025年9月単月流通総額
    2. 2025年9月単月の営業利益
  3. 下半期目標
    1. 2024年9月期通期流通総額90億円
    2. 2024年9月期通期営業利益(内部)

 

 

 

■顧客価値と粗利について

 

続いて社員総会で伝えた

「売上は行動、利益は思考」についても補足説明。

 

足元ではディスカウントによって流通総額拡大を図っています。

功を奏し、16四半期連続成長、70億円のベースとなり、

ここ最近では大きい伸びとなりました。

 

 

一方、粗利額そのものは拡大する想定ながらも、

流通総額に対する売上率・粗利率は一時的に低下します。

 

 

さて利益は思考と伝えましたが、何を思考するのか。

 

ただ利益拡大のための数字シミュレーションでは、

成長し続けることにはならない。

 

私たちが最も思考すべきなのは、

サービス・事業を通して生み出す顧客価値。

顧客価値こそが利益に他ならない。

 

ディスカウントは顧客価値ではない。

ディスカウントは短期的成長率向上の施策に過ぎず、

手数料をプラスで出してでも、

お客様が欲しがるサービスこそが本質的顧客価値。

 

この点は、リアルワールド時代、

規模を追求するあまりに、思考が怠慢となり、

粗利率が悪化の一途をたどったことの反省にも繋がる。

 

私たちが何を提供し生み出すのか、

何を日々思考するべきなのか、

大切な目線となります。

 

■AIの積極活用、AI組織に向けて

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実は締め会の朝、深夜便でシンガポールより戻ってきました。

 

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※集合社員は日本からの参加者


EOという起業家の集まりに10年程前から参加しており、

現在私はEO Tokyo Platinumに所属しています。

 

今回は世界中から1800名近くの企業トップが集まる

コンソーシアムに参加していました。

 

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社員総会においても、

若手を中心に積極的に人材採用していくと同時に

AIといアウトソーシングを積極的に取り入れる旨を伝えましたが、

コンソーシアムでも、やはりAIの話も多かったように思います。

 

その中でAdobeとMid journyの話が頭に残りました。

Adobeの従業員数43,364名に対しMid journy11名。

Mid journyは生成AI画像創出企業で、

この従業員数の差がありながらも

同等の画僧生成量と言われています。

 

つまり1人あたりの生産性は約4000倍の差。

各業界でこのようなAI革新が起こり始めています。


多人数の組織やビジネスモデルによっては、

マニュアル通りに行うオペレータも必要で、

マネジメントに関わる間接コストも高まります。

そのため必然的に事業の本質に向き合う

社員の比率は低くなります。

 

一方でデジタルプラスは4年前に

250名から20名に縮小し再拡大期に入るところ。

 

現在、正社員数で言うとグループで約40名程となりますが、

決まった業務だけを行うオペレーターは存在しません。

それぞれがそれぞれの役割、目標をもって、

日々戦術や施策、業務改善を行い頑張っています。

 

次の大きな産業革命、大きな転換期となるAI時代。

当社はAI組織に適応する丁度良い組織サイズと捉えており、

積極的にトライし、取り入れていく旨を最後に伝えました。