2024年中間期の社員総会を12日に開催し、

全社員の集う社員総会にて正式な入社式も執り行いました。

 

ここ最近は2名程の新卒採用としていますが、

来期より徐々に増やしていく予定です。

 

このところ採用・育成といった人的投資を強化しています。

 

当社は労働集約ではなく生産性高いビジネスモデルで、

更には、AIやアウトソーシングを活用、取り入れています。

 

オペレーションの多くは仕組みや今後はAIで補い、

必要な経験値・スキル・ノウハウ等の専門知識は業務委託等で、

仕組み化、必要に応じて強化しています。

 

一方で、新卒入社社員は、会社の可能性を広げ、

未来を創る人財であると考えています。

 

会社のミッションに沿って

AIやアウトソーシングを活用する人財が増えれば

ミッション実現のスピードや範囲も広がっていきます。

 

 

そんな新卒入社の彼らに次の言葉を送りました。

原文をそのままけいさいさせて頂きます。

 

「重荷が人をつくる。身軽、足軽では人は出来ぬ」

 

戦乱の世に、天下統一と300年に渡る平和を齎した徳川家康の言葉です。

家康は、幼少期に長い人質生活を送り、

信長には妻子を切腹させられる等、苦労の絶えない武将でした。

 

また彼は次の遺訓を残しています。

 

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。

不自由を常と思えば不足なし。

こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。

堪忍(かんにん)は無事長久の基、いかりは敵と思え。

勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。

おのれを責めて人をせむるな。

及ばざるは過ぎたるよりまされり。

 

一生というものは、重荷を背負って遠くへ歩むようなもの、急いではいけない。

不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。

心に欲が起きた時には、苦しかった時を思い出すこと。

忍耐が、長く無事に安らかでいられる基本で、「怒り」は敵と思いなさい。

勝つことばかり知って、負けることを知らないと危険である。

自分の行動を反省し、人を責めてはいけない。

足りない方が、足り過ぎているよりも優れている。

 

 

リアルワールドからデジタルプラスに生まれ変わるにあたり

大きな苦境の時を多々乗り越え、

今ようやく急成長のフェーズに入ろうとしています。

この裏には血の滲むような多くの汗と涙がありました。

 

この基盤があるからこそ、

お二人は今後大きな成果を生み出すことができます。

 

もしその時、邁進しようとするなら、そこに甘んじることなく、

それ以上の挑戦、負荷を自らに課してください。

その負荷こそが、お二人のそのものの成長であり、

更なるデジタルプラスの成長に繋がります。

 

そしてそこで得る経験、教訓は、

AIにはできない次の時代、次の事業を生み出す根源となります。

 

AIに指示を出せば、絵も映像も、システムも作ることが

技術的には既にできるようになりました。

これまで一生懸命習得した語学力やプログラミング等のスキルも、

一瞬に陳腐化する時代がすぐそこまで来ています。

 

これは戦国時代に起こったゲームチェンジ、

刀よりも鉄砲や大砲が勝ったことと同じです。

 

そんなAI時代、私たちは誰に何を提供し、

どのように成長していくのか。

 

家康の言う重荷とは苦悩ともいえます。

人は苦悩によって心が養われます。

AIは重荷や苦労を知りません。心もありません。

 

私たちの武器は時代と共に常に進化していきます。

その中で私たちのその武器をどのように使うのか。

 

家康は、信長や秀吉と共に過ごしながら、

誰よりも戦のない平和を望んだ将軍です。

そんな彼の苦労と忍耐、生き様が、

新しい平和の時代を作り出しました。

 

お二人には、会社を、

そして社会をけん引する、そんな人材に育ってほしい。

常に邁進することなく、

自らの限界突破に、挑戦し続けてください。

 

はじまること、出会うこと、成長すること、

遊ぶこと、学ぶこと、挑戦すること、愛すること、

失敗しても、またはじめられること。

 

前に進む人生のすべてに、一緒にいるデジタルを提供していく。

無意識のうちに、つい、あきらめてしまっていることを、

叶えられることに変えていく。

 

 

お二人の活躍を楽しみにしています。

 

■2024年中間期社員総会~入社式~

■2024年中間期社員総会~代表プレゼン~